スカルマン


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模型

スカルマン

H88E.gif90年、個人的に依頼されたスカルマンのかぶり物。
少し前に、それまで仲違いしていたライター業の師匠である安井尚志さんと再会した。もともと仲良くさせていただいたので、すぐに意気投合して、なにか手伝う事になった。
そのうち、スカルマンをオリジナルビデオで企画したいので、作ってくれないか?と頼まれた。
安井さんは、その頃、大久保に事務所を構えていて、近くまで届けに行った。その後、企画は二転三転して、安井さんは下りてしまい、京本政樹さんの企画として、あの通りになった。
安井さんの考えでは、石森章太郎の企画書やマンガの、あのままのデザインでやりたかったのだ。
そこはとてもこだわっていて、ぼくが今風にラインを増やしましょうか?と言っても聞き入れてくれず、たとえかぶれなくても良いから、旧1号のように樹脂製のクラッシャー方式にしてくれと言われた。
一応、ラテックス製の下あごを作った。
GGKL88L.gifGHJK44.gif
下あごを付けなければライダーマンのようになる。女性が入るくらいの、なるたけ小さい感じが良いと言われた(ぼくはかぶれたが)。

全体のラインは、仮面ライダーそのままである。
粘土原型から石膏で型取りして樹脂でいったん作って綺麗に磨き、シリコンをかけて、複製を起こす。面倒だけど、昔ながらのやり方しか知らないので、そうした。
DER44T.gif
目はアクリルのヒートプレス。スモークグレー。
鼻の穴と目の反射板の隙間から覗けるようにして、紗を貼ったと思う。
銀色に金を混ぜて塗装した。分かりづらいが耳の所はクロスファイヤー時代の名残で十文字の凹みをつけて赤く入れている。
せめてもの抵抗で、センターに軽いエッジを入れた。それと下あごに仮面ライダーと同じエッジを入れてある。
企画なんてそんなものなのだ。