ゴジラ対ガメラ


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雑感


(再録)

ゴジラ対ガメラ 怪獣大決闘

去年、ある掲示板の特撮スレッドに昭和の怪獣スレが立ったので見ていたらレギュラーの人も真面目につきあって下さるので、少し投稿していました。その時にガメラとゴジラの話題が出たので勢いで書いたものです。以下、原文ママ。
画像も作りました。ポスター風の方はぜんぶ過去の怪獣映画のポスターから拝借。「モスラ」「キングコング対ゴジラ」「ガメラ対バルゴン」「ガメラたいギャオス」海外版「ゴジラ」などです。メイン写真はメイキング本。
ロビーカードとブロマイドを合わせた方もメイキング本から。
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「ゴジラ対ガメラ 怪獣大決闘」
妄想ついでに。
まず、母体の大映倒産後、版権業務を再開した永田雅一が田中友幸へガメラを使って欲しいと頼むところから始まります。
田中さんはプロデューサー魂に火がつき、さらに映画の復興を合い言葉に総力を挙げてこの計画を始めます。
まず東宝内で若手に怪獣映画を譲った形になっていた本多猪四郎に監修を依頼して監督の選任を相談しますが、本多さんは大映に敬意を表して、湯浅憲明を東宝の怪獣映画の監督に選びます。
生前、交流はなかったそうでが、ある時、本多さんから同じ怪獣映画を任された監督として激励の手紙をいただいたそうです。
本多監督はちゃんと大映の怪獣映画を観ていたんです。なので、この企画は、ライバル会社とライバル怪獣への敬意と愛情をこめて素地が固められていきます。
とはいえ、いったん始まれば田中プロデューサーとしてはゴジラの肩をもちたい野心に駆られてゴジラの勝利を前提に台本が2稿3稿と改稿がなされます。
脚本家は、本多さんが高橋二三と関沢新一を取り持ちますが、どちらも我が強いので、結局、原稿を集めて自ら整理して形にしていきます。
圧倒的に強いゴジラに果敢にガメラが攻めていく戦いが、第3ラウンドまで続けられますが、ゴジラ優位のままガメラがどこまで食いつくかで、決定稿が完成します。
ラストは伏せられたままです。いうまでもなく、ガメラへ花を持たせつつ、ゴジラの絶対的な存在感を余韻に残します。
脚本に時間をとられ、中野組の特撮は突貫作業です。
もちろん宣伝に予算を使い切ってしまうので田中Pとしては伊福部さんに新作音楽を依頼できず、こんな日のために考えていたライブ音楽を編集しようと言い出します。
伊福部先生は苦笑いをします。
あの頃、小学生の怪獣談義はゴジラとガメラのどちらが強いか? でした。もし、こんな映画を観ていたらと思いました。

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(妄想)「ゴジラ対ガメラ 怪獣大決闘」
<<概要>>
東宝チャンピオンまつりの枠。90分。
60~70年代までのそれぞれの要素を入れる事が第一。
日本列島を縦断して戦い合うのが良いですね。

<ゴジラ>
海から現れ海へ帰る。放射能を帯びている。怪獣王。

<ガメラ>
空を飛んでどこへでも神出鬼没。炎を欲する。子供の味方。

<物語>
70年代といえば、「日本沈没」や「ノストラダムスの大予言」がベストセ
ラーになっていた時代。地震と世紀末。降ってくる恐怖の大王。
と言う事で、隕石の落下によって時空が歪み、いきなりガメラが現れます。世界観の違う両者の世界が瞬間的にここから一つになります。
隕石の影響は富士山をも目覚めさせ、富士火山脈の鳴動によって、中京工業地帯のコンビナートは大火災。炎を求めてガメラが飛来。

一方、海底地震は、海底洞窟で眠っていたゴジラの目を覚まします(北の方)。ゴジラ、函館あたりへ上陸。
闘争本能で両者は知らずと呼び合い、東京でぶつかって第1ラウンドが始まります。
双方互角です。ひとしきり、ビルや鉄塔や商店街を壊して大暴れ。今日はこんなところだ!とばかり、それぞれが踵を返します。
ゴジラは南下。ガメラは炎を求めてどこかへ消える。

怪獣博士が国会で説明します。政治家は日米安保を巡って大わらわ。
時空の歪みが元へ戻れば怪獣は消えるでしょう、などともっともらしく博士は言います。
自衛隊が出動します。L作戦が実施され、ゴジラをメーサー光線車部隊が捕捉しますが屁の突っ張りにもなりません。

その頃、隕石の影響で大火事になっている北九州工業地帯へ炎を求めてガメラが来ます。
そして力を蓄えるとゴジラがいる大阪へ向かって行き、第2ラウンドが始まります。
(つづく)


ここでギャオス登場ですね。やはり隠し球がいます。ガメラはギャオスの攻撃を受けて傷を負いつつ、ギャオスを倒します。
そして大阪決戦。
ゴジラも突然現れたアンギラスをあっけなく倒します。
怪獣リーグ戦の決勝とばかりにゴジラとガメラは、大阪城を挟んで戦います。
しかしガメラ、悪い癖で、巻き添いになりそうな子供を助けてしまい、ゴジラの最大級の放射能火炎を受けて撃沈です。大阪湾に沈みます。

怪獣博士がコンピューターではじき出したガメラが元の世界へ戻る時間はあと3日。
子供たちが海底カメラが捉えた海底で逆さになっているガメラを心配します。ガメラの歌がかかります。ホンの少しだけです。
ゴジラは初めて四国へ上陸。横断して海を渡ります。
博士は突飛なアイディアを国会で発表します。ガメラを蘇生させてゴジラへぶつけるのです。ガメラの引き上げ作戦が始まります。
秘密兵器があっと言う間に作られてガメラは放電と灼熱によって蘇り、ゴジラを目指します。

第3ラウンドは沖縄です。残波岬の決闘です。炎と電撃を身につけたガメラ。ゴジラは多少の疲れを見せて、互角からややガメラ有利。
戦いの中、海底火山が爆発します。隆起した小島のような火山の噴火口へ、ガメラがゴジラを引きづり込みます。
大地震とともに海底火山が沈下を始めます。海上は噴煙が立ちこめていて、海はすべてを飲み込みました。
ドバッとガメラが飛び上がります。
子供たちは万歳です。ガメラはそのまま時空の彼方へ消えて行きます。
ゴジラはどうなったのでしょう。鳴き声だけが響きます。


長くなりました。お粗末様です。いきなり考えて書き上げました。
雰囲気を楽しんでもらえればと思います。